不要なサービスを停止してパソコンを速くする
2011/01/28
最近、開発機のパソコンが非常に重くなっていて、何もしなくてもCPUパワーを50%近く消費していました。他のWindows7マシンでは見られない現象だったので、その原因を探ってみることにしました。
まず、タスクマネージャを起動します。
ここでパフォーマンスタブから、リソースモニターを起動します。
するとCPUを何%使っているかの一覧が出てくるのですが、ここに
・Presentation Foundation Font Cache
というのが出てきました。これが、何とCPUを50%近くも常に使用しているのです。Core2Duoのパワーを半分も使っているとか、一体何のプログラムかとグーグル先生に聞いてみたところ、どうやらWindows関連のサービスだということがわかったのですが、どうやら無効にしても大丈夫らしい。
※ サービスの停止はWindowsに悪影響を及ぼす可能性がありますので自己責任でお願い致します。弊社は一切、責任を持ちません。
そこで Windows+r を押して msconfig と打ち込みます。システム構成ツールが立ち上がります。サービスタグにある Windows Presentation Foundation Font Cache のチェックを外し、再起動します。
無事に再起動が終わり、何も影響がなく動くようです。何かのアプリケーションで不具合がでた場合は同じ手順で戻せますが、一旦はこのサービスは停止しておきたいと思います。
同じように調べたところ、GoogleQuickSearchBoxというサービスも、何やらCPUパワーを消費しているようです。これについてもグーグル先生にきいたところ、InternetExplorerのGoogleツールバーに関するプログラムのようです。
Googleツールバーの設定から「クイック検索ボックスを有効にしてブラウザ以外を検索する」をオフにすると、サービスが停止します。これはプログラムのオプションですので安全に自動的に停止し、無事にCPUパワーを消費しなくなりました。
最近、Windowsの動作が緩慢になってきたなぁと思っていたのですが、不要なサービスを停止することで以前のように軽快に動作するようになりました。
基本的にサービスそのものは必要だから起動しているのであって、むやみに停止するのは避けるべきです。ただ、あまりにCPUパワーを消費しているのであれば、何か対策することで以前のような軽快さを取り戻すこともあります。