Windows7発売が年内発売有力に
2009/05/12
ついに、期待の新OS Windows7が年内発売が有力になったそうです。
MicrosoftのOSというのは、開発スケジュール通りにいくことが少なく、だいたい遅れるものなのですが、今回のWindows7は順調な開発スケジュールでいっていて、さらに様々なライターさんが使用レポートで、その完成度の高さに驚いていました。
先日、RC版(主に開発者向け)がリリースになった時にも、その順調さをアピールしていました。その時に「もしかしたら年末商戦にくるかもしれないな」とは思っていたのですが、なにぶんMicrosoftのリリーススケジュールのズレは伝統的なものなので、あまり確信がもてませんでした。
今回も、現在のところはそういう予定だということでハッキリとはいえませんが、中身を見るに相当に順調なので、本当に年末商戦にのせてくる可能性があります。というより、実はWindowsVistaが期待より売れていないので、なんとかここでWindows7を売っておきたいということなのでしょう。
かく言う弊社でもWindowsVistaは採用を見送りました。Windows3.1、95、95 OSR2、98、98SE、2000、XP Pro、XP Home、XP Media Center Editionと長年に渡ってWindowsを支持してきた弊社ですが、Vistaにはその導入メリットが少なすぎ、さらに発売当初は対応ソフトとの互換性などに問題がありました。
ではなぜ、Windows7は導入するの?という事に関してです。
実はWindows7と名前は一見新しいのですが、実はWindowsVistaのマイナーバージョンアップであることがわかっています。(ビルドのバージョン比較により)
つまりOSのコアな部分はVistaで作りこんでいるので、それをさらに完成度を高めたということになるでしょう。実際、32bitOSとしてはWindowsVistaの完成度は高いのです。その完成度を高め、これは予想ですが、Windows7によって32bitOSは最後になるかもしれないと思っています。
その後は64bitOSに移行したいということなのだと思います。
コンシューマ向けでも64bit環境が珍しくなくなってきた昨今、タイムラインを考えるとちょうどいいタイミングだと思います。
弊社ではWindows7をいち早く導入し、様々な検証を行ってみたいと思います。
(なんとか年末までHDDがもってくれればいいなぁ…)