携帯電話が高くなる!?販売奨励金制度廃止?
2007/10/16
総務省が携帯電話に対して、販売奨励金制度を廃止するように要請する動きがあります。
販売奨励金制度はちょっと難しい制度です。
詳しい説明は
http://www.asahi.com/digital/column01/TKY200606080192.html
ここあたりをみていただければ、わかりやすいです。
簡単にいうなれば、携帯電話会社が、携帯電話販売店にお金を出すことで、販売店は安く携帯電話を売ることができるということです。
本来、携帯電話端末が1円なわけはなく、また3万円以上もする端末はあまりないと思います。ところが実際の端末価格は3~8万円前後するようです。それを奨励金制度を利用して安く提供できているのが実情。
それをやめなさいということになって、携帯電話が高くなるのかと思い、DoCoMo、AU、Softbankの3社へ問い合わせ。
DoCoMoはまだ何も対応を考えていないようです。おわり。
AUは「au買い方セレクト(シンプルプラン/フルサポート)」というプランを2007年11月12日から導入するとのこと。
これによって端末が高くなったりするのかな!?と思ったのですが、特に何も変わらないとのことでした。ただし「だいたい2年間、同じ端末を使い続けなければならない」という制限がつくと思ってもらえるとわかりやすいです。
Softbankは、もともと携帯電話の端末代を、2年かけて月々月賦払いにしているので2年間は解約しないほうがいい方式。ここもあまり変わりなく。
そのうちDoCoMoからも発表があるとは思います。
特に店頭価格が変わることもなさそうですが、各社一律「2年間継続利用」が前提で、その前に機種変更などをすると追加料金を支払いしなければならないようです。
今買うとお得なのかな~とは思ってみたものの、そういうことでもないようです。
『これから最低、2年間は使いたい』端末をチョイスするのに重点をおくほうがいいですね。